武田流中村派 合気の術

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武器を使わない武術種目自分の肉体を深く理解することが目的です。肉体の限界に達することにより、このことを学ぶことができます。投げ技、固め技、打ち技がこの武術種目における主な技術です。古 代には合気の術は常に他の武術種目と関係がありました。その中には16世紀の半ばに、最も重要な武術の座を弓術に明け渡したと言われている居合術などがあ ります。現代において、合気の術はしばしば「力を集めて合わせること」だとか、「協調するための方法」などと表わされています。しかし、そのような記述は 昔の記録にはどこにもありません。

 実際にはすでに数十年もの間、この言葉の意味が議論されてきました。しかし、今日になってもその答えはいまだ見つかっていません。なぜなら、合気 の術は現代において、ポピュラーな合気道と同じものだとみなされているからです。ですが、実際は同じものでは決してありません。合気の術は合気道よりもす でに600年近く前に存在していました。合気の術の特徴はただ技術を習得するのではなく、それを精神的なものによって表現することです。Sensei Schwenk

 一方、近代の合気道は植芝盛平が20世紀の初め(1925年)に創始したものです。彼は1918年から1926年に、出口王仁三郎が創設した宗教 団体大本に入信し、彼から倫理的、道徳的な影響を受けました。そして、そこで独自の修行を続けて「合気武道」の指導を行っていました。彼の著書「天地人和 合の道」には彼の道場について詳しく説明されています。また、古代の武術との主な違いや他の武術との違いを強く主張しています。また、近代の合気道では試 合、つまり実際に戦うことは行われません。ですから、合気道と合気の術が関連しているという議論は成り立たないことになります。

 中村宗家のような経験豊富な師匠は合気の術を語るとき、いつも肉体や精神、魂の本質を求める能力について話されています。合気の術は大変洗練された芸術であり、自分自身のすべてを理解する必要があるのです。

 合気の術は武術のうち最も最初に習うべき基本です。なぜならそこで自分の肉体の可能性を理解することを教わるからです。そこでは自分自身と話さなければなりません。 精神的、肉体的な限界は先生によって示され、理解し、そしてその限界を超えるよう努力します。もしあなたが自分自身を知ることによって100%信頼できる ようになったなら、あなたの肉体自身が強力な武器となります。剣も棒も弓も破壊することができるでしょう。そして、もしあなたが自分自身を理解せず、肉体 の感覚だけに頼れば、それを破壊することはできないでしょう。

 あなたは自分の肉体を壊すことなしに、厳しい状況においても対処することを知ることができるでしょう。そうすれば成功したといえます。自分自身を 理解することによって精神力は高まります。それは、東洋の世界では肉体と精神の間には違いがあるからというのではなく、自分自身を理解することがすべてと みなされているからです。服装:武術の稽古着は上級レベルの内小手では必須です。ギャラリー